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未払残業代

 

 

先日のある会社社長の相談

 

 

退職した従業員から、

 

「未払残業代が約300万円あるから払って欲しい。」

 

という請求を受けているというものであった。

 

 

未払残業代があれば、支払う義務がある。

 

ただ、その請求は過大であったので、いろいろ協議して、70万円で示談した。

 

 

毎月の未払残業代も積もれば多額になる。

 

なぜ、残業代は未払で積もっていくことがあるのか。

 

 

それは、従業員と社長が仲良しであることが原因である場合が多い。

 

仲良しだから、社長も甘えるし、仲良しだから従業員も請求を我慢する。

 

 

しかし、ひとたび、喧嘩別れして退職ということになるとそれが顕在化する。

 

 

親しき仲にも礼儀あり。

 

仲がいいときほど、けじめをつけておくことが大事である。

 

宮國英男

2018年03月15日(木)

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