親不孝

 


成人したこどもが、親の思うように育っていない 「うちの子は親不孝もので。」

  そんな相談をよく聞く。

 

 

 でも、子どもはみんな親孝行だ。

 

だって、生まれてきた といっては親を喜ばせ、

 

  ハイハイが出来た、立った、歩いた  といっては親を喜ばせてきた。

 

 

かつて あなたにこれほどの幸福を与えた人は、他にいただろうか。

 

  そんな問いかけをしてみる。

 

 

確かに,大きくなって 借金はする、仕事はしない、結婚してはこじれる では

 

 「親不孝」とも言いたくなる。

 

でも、親不孝という言葉には、これまでかけてきた愛情を裏切られた というニュアンスがある。

 

 

もう親不孝と思うのはやめよう。

 

 一人の人間として、親としてどう向かい合うかの問題だ。

 

だって、親孝行はもう十分してきてもらったはずだから。

 

 

宮國英男

 

2018年01月18日(木)

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